イスラエルのオルメルト首相は25日、「もし、パレスチナの武装勢力がロケット弾の発射を停止すれば、イスラエル軍はガザ地区での軍事行動を停止する」と述べました。
オルメルト首相はこの日、パレスチナ自治政府のアッバス議長と電話会談した際、条件付きの停戦に同意することを表明したものです。アッバス議長は電話の中で、「パレスチナの各武装勢力は26日午前から、ガザ地区からイスラエルへのロケット弾発射を停止することを決めた。その条件としては、イスラエルのガザ地区とヨルダン川西岸での軍事行動の停止を要求した」とオルメルト首相に伝えました。
一方この日、シリアに亡命中のパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの指導者マシャール氏は、エジプトの首都カイロで、「国際社会は、6ヶ月以内に、パレスチナ国の樹立について合意すべきだ。そうでなければ、パレスチナ人民は『第三次の蜂起』をする」と述べました。
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