中国の周済教育相は16日、北京で「中国は、引き続き留学を奨励する政策を堅持し、特にアメリカとの教育分野における協力と交流を一層拡大していく」と述べました。

　これは、周済教育相がこの日、中国とアメリカの大学学長円卓会議で述べたものです。周済教育相はこの中で、「アメリカは、中国留学生の人数が一番多い国である。中米両国は今後、共同でハイレベルな人材を養成する規模を拡大することや、大学のハイレベルな科学研究協力、それに協力を推進するための協力の新しいメカニズムの確立および新しい分野における協力などで協力を強化していきたい。」と述べました。

　中国とアメリカ両国の12の大学の学長が今回の会議に参加しました。

　この日、中国とアメリカ両国の教育省は「教育協力と交流を一層拡大する覚書」に調印しました。