台湾の検察当局は3日、陳水扁氏の夫人による機密費不正流用事件で陳氏が主導的役割を果たしていたことを認めました。
これにより、検察当局は、陳水扁氏の事件への関与を確定しましたが、陳水扁氏は、台湾当局の指導者であることから、不起訴特権があるとして起訴は免れられますが。検察当局は、陳氏の退任後の起訴を検討しています。
これを受けて、中国国民党、親民党、「台湾団結連盟」などの主な政党は、それぞれ、直ちに辞任するよう陳水扁氏に要求しました。
国民党は3日夜、会議を開き、5日午後台北で「汚職腐敗に終止符をうち、人民が主人公になるデモ」の実行を決め、陳水扁事務室前での辞職要求デモに積極に参加するよう民衆に呼びかけました。会議はまた、陳水扁氏がもし48時間以内に辞職しなければ、国民党は来週3度目の陳氏免除案を提出することを決めました。
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