ロシアのプーチン大統領は30日、イランのアハマディネジャド大統領と電話会談を行い、「イランの核問題について、関係各方面が引き続き交渉することをロシア主張する」と述べました。
ロシアの大統領報道局はこの日、「会談でイラン核問題について触れた際、イプーチン大統領は、交渉の継続を主張するロシアの立場を明らかにした。双方はまた、両国の協力問題についても意見を交換した」としています。
この日、アメリカ国務省のマコーマック報道官は、「ロシアの援助によるイランのブシェ?ル原子力発電所プロジェクトの実施は、国連安保理でのイラン核問題に関する決議案採択には影響しないことから、安保理の決議案では、このプロジェクトの実施は許可されるべきだ」と述べました。
アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツは26日の国連会議で、イラン制裁についての安保理決議草案を討議しましたが、ロシアとアメリカとは大きな意見の食い違いがあるため、ロシアの援助によるイランのブシェ?ル原子力発電所の建設が争議焦点となっていたものです。
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