グルジア政府が2日、全欧安保協力機構の議長国であるベルギーのデフフト外相に引渡した4人のロシア軍の将校と2人の兵士は、この日特別機でモスクワに戻りました。
空港でこれら将校らを出迎えたロシアのイワノフ国防相は記者団に、「ロシア政府は全ての措置を講じてこれら拘束された軍人の釈放に努めた」とした上で、これら軍人へのスパイ容疑はでっちあげだと指摘し、グルジア当局による拘束はロシアに対する挑発行為だとしています。
また、ロシアのプーチン大統領はこの日、アメリカのブッシュ大統領との電話会談で、悪化したロシア・グルジア関係などの問題を協議した際、グルジア問題に対する第三国の介入はこの地区の平和と安定に対する脅威となると強調しています。
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