ロシアのラブロフ外相は21日、記者のインタビューに対し、「ロシアは、国連安保理を利用してイランに懲罰を加え、あるいはイランの核問題を口実にしてイラン政権を転覆しようとするすべての企みに反対する」と述べました。
ラブロフ外相はこの中で、「ロシアは、一貫して国際原子力機関の専門的評価がイランの核問題に対する唯一の判断基準であることを認めている。各国は、イランに影響を加えるため様々な措置を講じることについて討議する権利を持っているが、いかなる措置も、イランの核問題を巡る交渉にプラスになるべきである」と述べました。
また、同じくこの日、イランのモッタキ外相は、イランを訪れたベラルーシのマルティノフ外相と会談した後に行った共同記者会見で、「イラン政府は、関係問題についての交渉を行う用意がある。交渉は、合意に達する最もよいルートだ」と述べました。
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