アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスとドイツの六ヶ国は26日から、イランを制裁する内容が盛り込まれた安保理の決議草案について協議を始めました。
六ヶ国はこの日午後、イギリスの国連駐在事務所で草案の文書について初めての協議を行いました。新華社通信の記者が手に入れた文書のコピーによりますと、この草案ではイランに対して制裁措置を取ることを決める一方で、武力行使の可能性は排除しています。草案はさらに、安保理の1696号決議をただちに実施し、ウラン濃縮にかかわるすべての活動を停止するようイランに促すと共に、イランとの原子力や弾道ミサイルに関係する貿易や金融、人の移動に対して制裁を実施するとしています。
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