ユニセフ・国連児童基金と中国中華全国婦女連合会が共同で実施する家庭教育と男女平等などのプロジェクトが、24日北京で始まりました。
このプロジェクトは今後5年間に、天津や広西チワン族自治区、寧夏ホイ族自治区など8つの省、自治区と市をテスト地域として、児童の権利と男女平等などと言った考えを普及し、児童の健全な成長のために良好な家庭環境をつくって行くことにしています。
なお、中国国家統計局によりますと、去年、中国では、14歳以下の子どもの数は全国人口の20%を占め、2億6500万人います。そのうち、片親のいない家庭や出稼ぎで親がいなくなった農村の家庭の数はますます増え、こうした変化が子どもの成長と生活に大きな影響を与えています。
|