中国衛生省が発表したところによると、今年1月から9月までに、狂犬病に感染した患者数は、去年同期と比べて29.69%増え、2254人に上りました。また、狂犬病は、5カ月連続して、中国で最も死亡率の高い伝染病となったということです。
狂犬病の人への感染が急激に増えたことについて、中国疫病対策予防センターの梁国棟氏は、現在、中国では、ペットブームがおきており、農村でも都市部でも、イヌの数が急激に増えたこと、飼い犬の登録料金などが高いことを理由に、飼い犬の登録とワクチン接種をしないことなどが原因だと見ています。
(訳:斉鵬)
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