中国科学院のココシリ科学調査団が、13日から50日間にわたるココシリ無人区の科学調査をはじめました。
調査団は研究者、ジャーナリスト、ボランティアなど61人で構成され、青海チベット高原の地質形成とその中国及び世界の気候への影響を調査することが目的です。また、ココシリに生息する希少生物のうち、絶滅の危機に瀕しているものについて、分布、変化及び移動などを調査することも今回の目的の一つとなっています。
ココシリは青海チベット高原の北西部にあり、中国で最も海抜が高く、かつ最大の面積を誇る自然環境保護区で、原始生態がよく保存され、野生動物の種類も多いことで知られています。
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