今年の10月11日は、国際防災の日です。これにちなんで、中国の李学挙民政相はこのほど、北京で、「今年、中国は、1998年以来もっとも大きな自然災害に見舞われ、あわせて2300人あまりが死亡し、経済の損失額は2000億元近くに及んでいると述べました。
これに対し、中国政府は、災害を防止するため、資金の投入を増やすと同時に、防災知識の普及と、関連施設の整備などにも力を入れています。
現在、中国は、国、省、県などの4レベルの災害緊急対応システムを構築し、また、ラジオ、テレビなどを利用して、防災知識を伝えています。
このほか、災害の防止の分野で、国際機関や地域間の交流と協力も進めています。
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