10月10日は「世界精神衛生の日」。上海市衛生局、障害者連合会と上海市財政局などが、上海市在住の無職で、かつ貧困に苦しむ精神病患者に薬を配布するプロジェクトが始まりました。
上海市では現在、対象となる精神病患者が約3万人いて、そのうち治療を必要とするのは約2万人といわれています。上海市精神衛生センターの専門家は「精神病治療に関する医学的知識と治療手段は進歩しているにも関わらず、依然として実際の受診率は低い。今後は、精神病患者により多くの関心を寄せ、積極的に援助を行なっていくべきだ」と語りました。
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