国連のアナン事務総長及び韓国、日本、ロシア、アメリカは3日、朝鮮の核実験実施の声明にそれぞれ応えを示しました。
アナン事務総長はこの日、声明を発表し、朝鮮が自制を保ち、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議にもどり、核問題及びその他の関連問題が交渉を通じて適切に解決できるよう呼びかけました。
韓国大統領府の報道官はソウルで、「韓国政府は警報体制を強化し、朝鮮の核実験を探測する」と述べました。
また日本の安倍晋三首相も同日夜、「朝鮮が核実験を実施することは絶対許さない。国際社会は厳しく対応する」と述べました。
そしてロシアのラブロフ外相は3日、モスクワで、「ロシアは6カ国協議の関係国と共に、朝鮮が自制を保ち、情勢の複雑化と過激な行動を避けるようにする」と語りました。
またアメリカ国務省のマコーマック報道官は、「朝鮮が核実験を行うことはアジア及び世界の平和と安定に『受け入れられない脅威』をもたらす」と指摘しました。
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