朝鮮祖国平和統一委員会の報道官は29日、ピョンヤンで談話を発表し、韓国が朝鮮の主な軍事施設を標的とする巡航ミサイルを研究、開発していることを非難し、「これは、南北関係を対抗と戦争向かって悪化させるもので、容認できない挑発行為だ」と指摘しました。
この報道官は「アメリカによる朝鮮敵視政策の実施により、朝鮮の民族的自主権と安全は深刻な脅威を受けており、朝鮮半島は極めて危険な状態にある。このような情勢の下で、韓国は、2000年6月に南北双方首脳が署名した『南北共同宣言』を無視し、朝鮮を敵視するアメリカに追随し、南北関係の対抗を激化させる活動を行っている。朝鮮の軍隊と人民は、これを手をこまぬいて見ているようなことはしない」と述べました。
報道によりますと、韓国軍当局は21日、「韓国は、射程距離500キロの巡航ミサイルの開発に成功しており、今後2年間以内に部隊にこれを装備する」と発表しました。
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