中国の商業銀行の不良債権率が年頭より1.1%下がって7.5%ととなり、銀行業のリスク防止能力が強化されています。
それによりますと、今年に入って以来、中国銀行業監督管理委員会は、銀行など金融機構に、経済情勢の変化とその直面するリスクを高度に注目し、不良債権の処理とリスク防止メカニズムの確立に力を入れるよう督促しました。こうして銀行などの融資構造にも変化が起こり、農業、個人消費と小企業への融資を増やしてきたものです。
6月末までに、中国の全ての商業銀行の不良債権額は、年頭より435億元減って1兆2827億元(日本円で約19兆円)となっています。
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