中国工商銀行と中国銀行が、相次いで海外での資産運用サービスの代行業務を開始しました。工商銀行はすでに7月31日から北京・上海・深セン・広東省・浙江省・江蘇省の6省(市)で商品を発売、中国銀行は7月28日から8月9日に機関投資家から代行予約を受け付け、8月10日から9月8日までに、すべての投資家を対象とした代行業務を行います。
工商銀行の商品は半年満期で、最低5万元、1万元単位の取扱いとなります。顧客は人民元で商品を購入します。最新レートで米ドルに替えたうえで、海外投資を行います。銀行は金融商品が満期になりますと、外国為替管理局の規定に基づき、為替決済した元金と収益を顧客に支払います。
国家外国為替管理局は2日、中国建設銀行に20億ドルの、交通銀行に15億ドルの投資限度額を認可すると発表しました。これにより工商銀行、中国銀行、東亜銀行を含む商業銀行5行が認可された投資限度額は、わずか2週間で計83億ドルに達しました。
人民網より
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