北京市統計局と国家統計局の調査チームは25日、北京市不動産開発の最新状況(8月末時点)を共同発表した。▽不動産投資の増加スピードは反落▽販売は引き続き好調▽住宅価格は続伸▽空室面積は7月比で17万平方メートル減少(昨年末比31.7%減)??などのデータが示された。「京華時報」が伝えた。
1ー8月、北京の不動産開発投資額は初めて下降線をたどった。総額は前年同期比16.8%増の916億6千万元に達したが、増加率は1~7月比3ポイント減少した。
北京市の一般住宅の価格は上昇が続き、価格指数は1~7月比3ポイント増の累計110.7%に達し、空き家面積も減少している。
北京市統計局側はこの状況について、各ビルディングの建設は2008年北京オリンピックまでに竣工するよう求められており、これが関係しているとみる。北京市はこのほど、空室住宅に対する全面調査をスタートさせており、該当する住宅の販売が加速したことも一因。
「人民網日本語版」2006年9月26日
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