ニューヨークで第61回国連総会に出席している中国の李肇星外相は23日、一部の国の政界要人とそれぞれ会談を行いました。また、22日に、ニューヨークで行われた77ヶ国グループと中国外相年次総会に出席しました。
インドのプラナブ・ムカジー国防相との会談で、双方は両国関係の改善と発展に満足の意を示した上で、引き続き潜在力を掘り出し、戦略的なパートナーシップを深めることで合意しました。ムカジー国防相は、中国が南アジア地域協力連合のオブザーバーになったことに歓迎の意を表明し、南アジア地域、および国連、WTOなどの国際機構で、中国と協調と協力を強めることを期待しました。
李肇星外相は今回の年次総会で演説し、「77ヶ国グループと中国は、重要な国際問題で同じ立場を取り、先進国が約束を守り、支援を増やし、債務を減免し、市場を開放することを促していくべきだ。これと同時に、国連が発展の分野でより大きな役割を果たし、発展途上国にプラスとなる国際環境を整えるよう推し進めていかなければならない」と強調しました。
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