第61回国連総会に出席するためニューヨークに到着した中国の李肇星外相は18日、アメリカのライス国務長官、メキシコのデルベス外相とそれぞれ会談し、また、中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコの5カ国外相会議に出席しました。
ライス国務長官と会談した李肇星外相は、「中国とアメリカは共に努力して、両国首脳が21世紀における建設的な協力関係の全面的推進について達した共通認識事項を実行し、関連の戦略的対話を確実に行い、双方の共通の利益を守るべきfsアメリカがこれまでの約束を守り、台湾問題を慎重、かつ正しく処理するよう希望する」と述べました。
これに対しライス国務長官は、李肇星外相の見解に同意し、一つの中国の政策を堅持していくとのアメリカ政府の立場を改めて強調しました。
5カ国外相会議で、各国は発展途上国の協力を推し進め、共通の利益を維持することで合意しています。
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