中国の李肇星外相は19日、ニューヨークで第61回国連総会に出席している一部の国の指導者と会談しました。
李肇星外相はこの日、まず、コンゴ民主共和国のカビラ大統領とモーリシャスのラムコーラジ首相と個別に会談し、中国アフリカ協力フォーラムサミットに関する準備作業について説明しました。これに対し、二人の指導者は、サミットが中国とアフリカの関係および両国間の関係の発展を促すことに期待を示しました。
また、李肇星外相は、イスラエルのリフニ外相、シリアのムアリム外相と会談した中で、「安保理の1701号決議を全面的に実施し、できるだけ早く国連レバノン暫定軍の増派と配置を終える必要がある。パレスチナとイスラエルの問題は、中東問題の中心であり、国連決議や『土地と平和の交換』という原則を踏まえて、政治的交渉を通じて紛争を解決すべきである」と述べました。
李肇星外相はまた、イギリスのベケット外相との会談の中で、スーダンのダルフール問題とイラン核問題を主に話し合い、「これまでの情況から見ると、アフリカ連盟がスーダンに送っている特別派遣団の任期を延長することが現実的な方法だ。国際社会とイランは、引き続き柔軟な態度を持ち、交渉を再開するための条件を作り出し、外交交渉を通じてイランの核問題を解決すべきである」と述べました。
|