中国税関総署の牟新生署長は19日、ブッリュセルで、「中国は知的所有権の保護や模倣品の取締りを非常に重視している。中国はEU ・欧州連合と知的所有権の保護に関する協力を引き続き強化し、良好な貿易秩序を維持して行きたい」と述べました。
これは牟新生署長がこの日の記者会見で述べたものです。牟新生署長はこの中で、「2004年、中国とEUが『税関協定』に調印してから、中国とEU の税関の間の協力は一段と強化された。去年、中国税関はEU 税関と協力して、タバコの密輸など数件を検挙した。双方の 知的所有権保護の協力は実質的な段階に入った。今後は情報交換を行ない、このシステムをさらに完備させていく計画だ」と述べました。
これに対し、EU 税制・税関同盟のコバクス委員は「現在、EU 市場に入り込んでいる模倣品のうち、中国からの商品の割合は減少した」と述べました。
|