母系社会を保護することを目的とする民間団体、瀘沽湖モソ文化研究会がこのほど、中国雲南省で発足しました。
この研究会の責任者によりますと、研究会は今でも母系社会が残っているモソの文化の保護、交流、研究活動を行うほか、モソ文化を大いに推し広め、民族文化の継承を行おうというものです。
モソ人は、中国唯一の母系氏族社会の特徴を残している人々で、今でも通い婚の習慣が残っています。現在モソ人はおよそ400万人おり、主に雲南省と四川省の境にある瀘沽湖畔に暮らしています。