IMF・国際通貨基金の184カ国の加盟国は18日夜、シンガポールで、中国、韓国、メキシコ、トルコにさらに多くの投票権を与えることを表決しました。
これによって、中国がIMFで占める投票権は2.98%から3.72%に、韓国、メキシコ、トルコの投票権もそれぞれ、1.35%、1.45%、0.55%に引き上げられました。
これは、IMFの60年間で最大の改革となっています。IMFはこれまで、おもにアメリカ、ヨーロッパ諸国、日本によって主導されていました。今回の改革はアジア諸国及び発展途上国がIMFでさらに多くの発言権を持つことにプラスになるということです。
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