中国人民銀行の周小川総裁は17日、シンガポールで「中国は、これから経済構造と成長方式の転換を急ぎ、対外開放を拡大し、国民経済の持続的かつバランスの取れた発展を目指して、さまざまな措置を取っていく」と述べました。
これは、周総裁が、この日シンガポールで開かれた国際通貨基金の国際通貨・金融委員会第14回閣僚級会議の席上、述べたものです。周総裁はその際、「今のところ、中国経済は持続的で穏やかな成長ぶりを見せている。中国政府による内需拡大の措置も、ある程度の効果を上げている。中国政府は、人民元為替レートの改革を着実に推進し、その柔軟性を高めた」と語りました。(09/17)
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