関呈遠大使はまず、今回のサミットについて説明しました。「今回サミットは第9回目である。中国・EUサミットは、双方の関係の中で、重要な協議の場で、主に双方の関係について全面的に協議をする。今回のサミットでは、第8回サミット以来双方関係の発展や存在する問題について総括すると同時に、将来の双方関係の発展方向を明らかにし、大方針を確定する。また、双方が共に関心を寄せる国際問題について意見を交換する。サミットの後、共同声明を発表し、双方が各分野での協力を顧みると同時に、協力の見通しを展望する」と述べました。

　関呈遠大使はまた、第8回サミット以来、双方関係の発展について総括し、「中国とEUの戦略協力パートナー関係はすでに、実質的な成果を上げる段階に入っている。双方はいずれも、去年の第8回サミットで達した共通認識を積極的に実行している。特に中国・EUの外務次官級の定期的な戦略対話をスタートさせ、去年12月と今年の6月に2回戦略対話を実施した」と述べました。

　貿易往来は中国とEUの関係で重要な構成部分です。これまでの1年間、双方の経済貿易協力も急速な発展を遂げました。関呈遠大使は、「中国とEUの経済貿易はこの1年急速に発展している。貿易額も大幅に増加し、今年の6月までに、貿易総額は1209億ドル、伸び率は20.8中国・EU戦略協力パートナー関係が順調に発展

　今月9日、中国の温家宝首相はフィンランドを訪問し、そこで開催される第9回中国・EUサミットに参加します。このサミットに先立って、中国の関呈遠EU駐在大使は、ブリュッセル駐在中国メディアのインタビューを受けました。

　関呈遠大使はまず、今回のサミットについて次のように説明しています。

　「今回のサミットは9回目である。中国・EUサミットは、双方の関係の中で、重要な協議の場で、主に双方の関係について全面的に協議をする。今回のサミットでは、第8回サミット以来双方関係の発展や存在する問題について総括すると同時に、将来の双方関係の発展方向を明らかにし、方針を確定する。また、双方が共に関心を寄せる国際問題について意見を交換する。サミットの後、共同声明を発表し、双方が各分野での協力を顧みると同時に、協力の見通しを展望する」

　関呈遠大使はまた、第8回サミット以来、双方関係の発展について総括し、「中国とEUの戦略協力パートナー関係はすでに、実質的な成果を上げる段階に入っている。双方はいずれも、去年の第8回サミットで達した共通認識を積極的に実行している。特に中国・EUの外務次官級の定期的な戦略対話をスタートさせ、去年12月と今年の6月に2回戦略対話を実施した」と述べました。

　貿易往来は中国とEUの関係で重要な構成部分です。これまでの1年間、双方の経済貿易協力も急速な発展を遂げました。関呈遠大使は、「中国とEUの経済貿易はこの1年急速に発展している。貿易額も大幅に増加し、今年の6月までに、貿易総額は1209億ドル、伸び率は20.8％に達した。EUから導入した技術、締結した契約額は46億ドルを超え、中国が導入した技術契約総額の約42％を占めている。また、中国・EU科学技術年も今年10月に正式にスタートする」と述べました。

　双方関係の発展をさらに推し進めるために、これまでの1年間、中国は欧州委員会、欧州理事会、欧州議会、EU議長国などと良好な関係を保ってきました。

　関呈遠大使は、また、「この1年、双方の指導者は絶えず往来している。例えば、EU議長国であるフィンランド首相は、去年、中国に対して非公式訪問をし、今年公式訪問をした。欧州委員会の半数以上の委員も中国を訪問した。また、欧州議会との関係も急ピッチで発展している。これらの訪問はEUに深い印象を残した。これは、双方関係の発展に重要な役割を果たした」と指摘しました。

　EUが今年新たな対中政策を制定することについて、関呈遠大使は、「今回のサミットは、EUは中国が実行しようとする政策を理解することに良い契機を提供し、EUが新たな対中政策を制定することにとって非常に重要である。一方、これまでの1年間、特にEUが拡大した後、EU自身も多く新しい困難に出会った。中国も今回サミットをきっかけにEUの新しい問題と変化を知る必要がある」と述べました。

　最後に、関呈遠大使は、「中国とEUの間の協力は、双方の利益に合うだけでなく、世界の平和、安定、発展にも貢献してきた。今回の第9回サミットは、中国とEUが引き続き戦略対話を強化し、実務的な協力を拡大することや双方の戦略協力パートナー関係の一層の発展を全面的に推し進めていくだろう」と語りました。

％に達した。EUから導入した技術、締結した契約額46億ドルを超え、中国が導入した技術契約総額の約42％を占めている。また、中国・EU科学技術年も今年10月に正式にスタートする」と述べました。

　双方関係の発展をさらに推し進めるために、これまでの1年間、中国は欧州委員会、欧州理事会、欧州議会、EU議長国などと良好な関係を保ってきました。

　関呈遠大使は、「1年来、双方の指導者は絶えず往来している。例えば、EU議長国であるフィンランド首相は、去年中国に対して非公式訪問をし、今年公式訪問をした。欧州委員会の半数以上の委員も中国を訪問した。また、欧州議会との関係も急ピッチで発展している。これらの訪問はEUに深い印象を残した。これは、双方関係の発展に重要な役割を果たした」と指摘しました。

　EUが今年新たな対中政策を制定することについて、関呈遠大使は、「今回サミットは、EUは中国が実行しようとする政策を理解することに良い契機を提供し、EUが新たな対中政策を制定することにとって非常に重要である。一方、これまでの1年間、特にEUが拡大した後、EU自身も多く新しい困難に出会った。中国も今回サミットをきっかけにEUの新しい問題と変化を知る必要がある」と述べました。

　最後に、関呈遠大使は、「中国とEUの間の協力は、双方の利益に合うだけでなく、世界の平和、安定、発展にも貢献してきた。今回の第9回サミットは、中国とEUが引き続き戦略対話を強化し、実務的な協力を拡大することや双方の戦略協力パートナー関係の一層の発展を全面的に推し進めていくだろう」と語りました。