商務部と国家統計局はこのほど、「2005年度中国対外直接投資統計公報」(金融分野を除く)を発表しました。05年、中国の対外直接投資額は前年比123%増加の122億6千万ドルに上り、05年度末時点での累計投資額は572億ドルに達しました。
「公報」によると、昨年の中国の対外直接投資には次のような特徴がみられました。
▽投資額が初めて100億ドルを突破しました。
▽合併・買収(M&A)を通じた投資額が全体の半分を占めました。
▽大陸部の対外投資元が域外企業へ融資の形で行った投資が投資額全体の43%を占めました。
▽ビジネスサービス業(管理サービス、法律顧問、コンサルティングなど)への投資が投資額全体の40%を占めました。
▽ケイマン諸島、香港、英領バージニア諸島など従来からの租税回避地(タックス・ヘイブン)における投資額が全体の81%を占めました。(編集KS)
「人民網日本語版」より
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