中国全国政治協商会議は5日北京で、「西北大開発」協商会を開き、出席した委員により、2020年までの西部大開発の中長期計画が提案されました。
中国は2000年から、経済的に立ち遅れている西部地区で大開発の戦略を実施しています。これまでの6年間、国は西部地区のインフラ建設に約1兆元を投資しました。2000年に比べて、2005年の西部地区のGDP・国内総生産は倍増し、生態環境もかなり改善されました。
それにもかかわらず、西部地区は中国で依然として経済が最も遅れている地区で、発達した地区とと依然として大きな差があります。委員たちは、2020年全国1人あたりのGDPを3000ドルに引き上げるという目標の実現に向け、この西部大開発の中長期計画を提案しました。
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