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中国の薄熙来商務相は、4日、北京を訪問中のWTO・世界貿易機関のラミ事務局長と会談を行い、「ドーハラウンドを回復するために、先進国は先に譲歩する必要がある」と重ねて強調しました。
薄熙来商務相は、その際、「中国は、ドーハラウンド交渉の早期回復を支持し、建設的な役割を果たしたい」と語り、「市場参入の面で進展を遂げるだけでなく、発展途上国の目標をも実現させなければならない。先進国と発展途上国の間に存在するアンバランス状態を変えてこそ、世界貿易の持続的かつ健全な発展を促すことができる」と強調しました。
これに対して、ラミ事務局長は、賛成の意を表し、交渉の回復で中国がより多くの役割を果たすことを期待しました。
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