エジプトのシナイ半島北部で26日、またも爆弾テロ事件が2件発生しました。

　この日、エジプトのアドリ内相は、「24日にシナイ半島の都市ダハブで起きた3件の爆発事件と26日の2件の爆発事件はいずれも、自爆テロ事件だ。関係部門はダハブ爆発事件の重要な手がかりを入手した」と明らかにしました。

　報道によりますと、北シナイ県にある空港でエジプトの軍人数人が26日、車に乗って空港を離れた時、自爆テロを受けました。その後、他の2人のエジプト軍人がこの事件を調査するため空港へ向かう途中、同じく爆弾による自爆テロを受けましたが、いずれの事件も死傷者は出ていないということです。

　アドリ内相はまた、「これらの爆発事件はいずれも地元のベドウィン人が行ったもので、しかも、2年前の数回の爆発事件とも何らかの関連がある」と述べました。