ドイツのメルケル首相は21日、ベルリンで、「ドイツ政府は終始変わることなく、ユダヤ人に対する人種差別的虐殺の歴史的責任を負うことを忘れていない」と述べました。
メルケル首相はこの中で、「このほどベルリンで行われた『追放されたドイツ人展』は、ナチス支配時期の犯罪行為を美化しようとするものではない。ドイツ政府は終始変わることなくこのような人種差別的虐殺の歴史的責任を負うことをを忘れない。関係国はドイツ政府のこの立場を理解できるよう希望する』と述べました。
『追放されたドイツ人展』は8月10日ドイツの首都ベルリンで行われ、第二次世界大戦後ドイツ人がポーランドなど中東諸国とヨーロッパ諸国から追放された情況を反映しました。このイベントはポーランドに強く抗議されました。
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