中国西南部四川省では、干害地区が広がっています。
報道によりますと、17日午前までに、四川省の6割以上の県や市が干害に悩まされ、480万人余りが飲用水不足に見舞われています。
この四川省での干害はこれまで40日間も続き、雨が降らないことから被災各地では地下水位がさがり、ダムなど貯水施設の水が干上がってしまいました。これを受けて、各地では地方は車で水を運び、ひどい水不足を緩和しているのです。
これまでの干害は、被災地住民の生活や工農業生産に大きな影響をもたらしましたが、回良玉副首相はこのほど、これら被災地を視察したあと「水資源の統一的な管理と調整を強化し、耕地と水利の整備に力を入れて民衆の生産回復を助け、また、防災能力を向上に尽力するべきだ」と指示しました。
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