『中規模以上の水利や水力発電プロジェクト建設に伴う土地の収用補償や移民の再配置に関する条例』の修正案が9月1日から正式に実施されます。この条例は、中規模以上の水利水力発電プロジェクトの建設のために土地を収用された農民の合法的権益を保護するためのものです。

　新しい条例では一斉に収用された土地の補償や補助金の基準を高め、移民の財産に対する補償や補助の範囲を拡大します。また、農村の移民に対し、移転先での農業生産が出来るようにすべきだとして、移民たちが移転先の住民とほぼ同じような土地などの農業生産資材を持つことを保障することにしています。条例はさらに、移民のその後の支援問題についても規定しています。