ウクライナのヤヌコビッチ首相は10日首都キエフで、ウクライナ政府は国民の十分な理解を得た後にNATO加盟行動計画への参加を考慮すると述べました。
ヤヌコビッチ首相は、「連立政権に参加した政党が協議したあと決めたもので、これまでの政局混迷を収拾したあとの数日内に『NATO加盟行動計画』への参加を申請することは社会の分裂を招き、新しい政府の執政の基盤を揺るがしかねない。ウクライナがこの計画に参加するかどうかは国民投票によって決めるべきだ」と述べました。