チェルノブイリ原発事故発生20周年を記念して、26日ウクライナの首都・キエフでさまざまな記念イベントが行われました。国連のアナン事務総長は同じ日、国際社会が事故被害者を助けていく声明を発表しました。
ウクライナのユーシェンコ大統領、エハヌロフ首相ら指導者はチェルノブイリ原発事故で亡くなった人々に花輪をささげました。また、ユーシェンコ大統領は自らチェルノブイリ原子力発電所を視察し、「政府が事故被害者に対して新たな社会保障対策を制定する」と述べました。
一方、アナン事務総長はその声明の中で「我々はこの事故から教訓を汲み取り、特に災害が発生した後は、即時かつ確実な情報を大衆に提供する必要があることを学ぶべきである」と強調した後、さらに、国際社会がその事故の被害者を引き続き支援し、正常な生活に戻らせるよう呼びかけました。
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