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レバノンのラフード大統領は8日、「レバノンは、国連レバノン暫定軍が兵力と武力装備を増強することを希望するが、国際部隊の派遣は受け入れない。国連の名義で派遣されても、国連の指導を受けない部隊はいかなる形であっても受け入れない」と述べました。
ラフード大統領はこの日、イスラエル軍が両国の国境線から撤退するよう改めて要求しました。この中で、ラフード大統領は、「イスラエル軍がまだレバノンの領土に溜まっていれば、レバノンとイスラエルの衝突は停止できない」と述べました。
ラフード大統領はまた、「アメリカはレバノンとイスラエルの衝突の問題でイスラエルに偏っている。アメリカとフランスが提出した決議案は公正なものではない」と指摘しました。
イスラエルのオルメルト首相はこの日、エルサレムで、「私は、レバノン政府が示したレバノン南部に政府軍を展開するという提案に興味を持っている。イスラエルはこの提案の意味と可能性及び具体的な実施時期を検討しなければならない」と述べました。
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