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レバノンは6日、アメリカとフランスが提出した決議案について、イスラエル軍のレバノンからの撤退に関する内容を増やすよう国連安保理に要求しました。
レバノン国連大使団はこの日、レバノン側の改正意見書を安保理の専門家チームに提出しました。
それによりますと、この意見書は「決議案にはイスラエルが敵対行動を終了させたあと、レバノンにあるイスラエル軍基地を国連レバノン暫定軍に移譲して、イスラエルの軍隊を撤退境界線である『ブルーライン』の外に撤退させ、国連暫定軍は72時間以内にレバノン南部の安全保障地帯の制御権をレバノン政府軍に移譲しなければならないなどの内容を増やすべきだ」としています。
イスラエル側はこの決議案についてこれまでコメントを発表していませんが、ラモン司法相は6日、「この決議案はイスラエルに有利である」と述べたということです。
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