第13回ASEAN・東南アジア諸国連盟地域フォーラムが28日、マレーシアの首都・クアラルンプールで行われました。出席した26ヶ国のメンバー国の外相または代表らは、閉幕に当たって、共に関心を持つ国際や地域の安全問題について、議長声明を発表しました。
声明は、まず「アジア太平洋地域が直面する課題は、ますます複雑化し、関連性が高まっていることから、より緊密な地域協力が求められている。このため代表らは、ASEANがこの地域フォーラムの指導役として力を発揮することを支持することを重ねて強調した上で、フォーラムの発展に満足の意を示した」と述べています。
さらに、声明は、対話による朝鮮半島の核問題の平和解決を支持し、関係各国が無条件で6ヶ国協議を再開するよう呼び掛けました。当面の中東情勢について、声明は、関係各国が最大限の自制を保ち、いっそうの情勢悪化を招く行動を避けるよう、呼び掛けました。
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