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レバノンとイスラエルの間で7日間も続いている武力衝突を一日も早く終了させるため、国際社会は18日、外交的な手段による解決に力を入れています。
国連のアナン事務総長は17日レバノン南部地区へ平和維持部隊を増派することを提案しました。そして18日には「増派する平和維持部隊は現在駐留している約2000人の部隊を規模で上回るほか、能力もを向上させる」と述べました。
アナン事務総長はこの日、欧州委員会のバローゾ委員長と会談した後、記者会見で、「国連安保理は平和維持部隊の規模と権限について討議する」と述べました。
アナン事務総長の提案に対して、バローゾ委員長は、「いくつかのEU加盟国は平和維持部隊への参加を表明している」と語りました。また、EUのソラナ共通外交・安全保障政策上級代表も、「EUは平和維持部隊の増派に援助を提供したい」と表明しました。
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