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日本の文化庁は、近々、日本の岩手県にある平泉の文化的景観を世界遺産に推薦することを決めました。2008年まで、平泉を『世界遺産リスト』に入れるようと希望しています。
21日の共同通信社によりますと、日本政府では関係省庁会議で推薦を決定し、文化庁は7月21日、計画書を作成して、来年1月にユネスコに推薦するそうです。登録の可否は、平成20年7月ごろの世界遺産委員会で決まる予定です。
推薦される文化資産は、(1)漆芸や金細工が美しい金色堂で有名な中尊寺(2)末法思想を背景にさまざまな浄土の姿を表現した庭園を持つ毛越寺(3)宇治(京都)の平等院を模して建立された無量光院跡?など9カ所。緩衝地帯も含めた総面積は8764ヘクタールに達し、国宝1件、重要文化財5件、特別史跡3件、特別名勝1件などが指定されている。
これまで政府が推薦した法隆寺地域の仏教建造物(奈良)、姫路城(兵庫)や日光の社寺(栃木)など10の文化遺産はすべて世界遺産として登録されています。
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