イスラエル軍は16日、レバノン南部などを引き続き空爆しました。

　レバノン保健省の高官は、「12日以降、すでにレバノンの民間人121人が空爆で死亡し、400人余りが負傷した」と明らかにしました。

　レバノンのラフード大統領はこの日、停戦を仲立ちするよう国連安保理に求めました。

　ロシアのサンクトペテルブルクで開かれているG8・主要8カ国首脳会議は同じ日、共同声明を採択し、地域の安定を破壊する攻撃行動を直ちに停止するよう要求すると同時に、イスラエルに対して「最大限の自制」を保ち、地域情勢の安定を破壊するいかなる行動もしないよう、呼びかけました。