金人慶財務相は10日、ロシアのサンクトペテルブルクでG8・主要先進8カ国と中国など6カ国の財務相との会合に出席した後、「今回の対話は今年7月にサンクトペテルブルクで開かれるG8と中国などの発展途上国の指導者との会議に備えたものだ」と述べました。

　金人慶財務相はその中で「G8の財務相と中国、インド、ブラジル、オーストラリア、韓国、ナイジェリアの財務相はこの会合で、主に、公共財政の管理や国連のミレニアム目標の実現などの問題について討議した。会合期間中、私はロシアやアメリカ、ドイツ、ナイジェリアの財務相とそれぞれ会談した。このほか、中国、ブラジルとインド3国の財務相は発展途上国と西側先進7ヶ国やG 8との対話についても討議した。これら対話は中国の国際的な経済外交や世界戦略の重要な一部分であり、世界経済で中国の役割を示すために重要な意義がある」と述べました。