国連安保理の15ヶ国は15日、朝鮮ミサイル試射問題に関する第1695号決議を一致して採択しました。この決議は、朝鮮が弾道ミサイル研究開発に関わるすべての活動を停止することを要求しています。
この決議では、朝鮮のミサイル試射に重大な関心と非難を示すとともに、朝鮮が改めてミサイル実験を一時的に停止するという約束をするよう要求しました。また、この決議は、関係各国が自制を保ち、政治と外交ルートで、この問題を解決することを強調しました。さらに、6ヶ国協議をいち早く再開し、関係各国が2005年9月に発表した共同声明を迅速かつ全面的に実施するよう呼び掛けました。
中国の国連駐在の王光亜大使は、この決議が採択された後、発言し、「中国は、対話と交渉で、朝鮮半島の問題を平和的に解決することを堅持し、朝鮮半島に緊迫した情勢をもたらす行動に反対する。安保理が対外的に一致したシグナルを出し、新しいラウンドの外交努力を改めてスタートさせることを中国は主張している」と述べた後、「朝鮮半島の平和と安定を維持することは国際社会と北東アジア各国の共同の利益に合致する。これは、中国が朝鮮半島問題に対応する基本方針で、中国は、このため、引き続き努力を払っていきたい」と語りました。(翻訳:ハルオ)
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