アメリカや日本、韓国のマスメディアが5日午前、朝鮮のミサイル発射実験について相次いで報道しましたが、各国政府はこの日、遺憾の意を示しました。
アメリカ国務省は「朝鮮のミサイル発射実験は、アメリカに対する挑発行為だ。しかし、アメリカに対する脅威にはならない」と見ています。国務省のスノー報道官は「ブッシュ大統領は政府要人らと朝鮮のミサイル発射について討議した」と述べました。
日本政府は朝鮮のミサイル発射実験に強く抗議し、朝鮮に対する制裁発動を発表しました。制裁には、朝鮮の「マンギョンボン」号や定期便の日本への入港禁止及び、朝鮮政府関係者と船員の日本への入国禁止などが含まれています。
韓国政府はその声明で、朝鮮のミサイル発射に遺憾の意を示し、挑発行為を放棄し、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議に直ちに戻り、対話を通じて問題を解決するようにと朝鮮に促しました。この声明はまた、朝鮮がその発射によってもたらす結果に責任を負うべきだと指摘しました。
シンガポール政府も朝鮮のミサイル発射に遺憾の意を示し、こうした挑発的行為を中止し、6か国協議に戻るよう求めました。
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