アメリカや日本、韓国のマスメディアは「朝鮮は現地時間5日午前、数発のミサイルを発射した」と報道しましたが、朝鮮はこれについて明らかにしていません。

　アメリカのCNNは「朝鮮は合わせて5発のミサイルを発射したが、その中には、4発の短距離ミサイルと1発の長距離ミサイルが含まれている。しかし、テポンドの発射は失敗した」と伝えました。アメリカのホワイトハウスは、「朝鮮のミサイル発射実験は、アメリカに対する挑発行為だ。しかし、アメリカに対する脅威にはならない」と見ています。国務省のスノー報道官は「ブッシュ大統領は政府要人らと朝鮮のミサイル発射について討議した」と述べました。

　日本のメディアは、「朝鮮のミサイルはいずれも、日本の領土より数百キロ離れた日本海に落下した。日本政府は朝鮮のミサイル発射に遺憾の意を示す」との安倍官房長官の談話を報道しました。

　また、韓国の連合通信は「韓国政府は、朝鮮が合わせて10発のミサイルを発射したことを確認したほか、これについて緊急閣僚会議を開いた。韓国外交通商省も緊急体制を取っている」と伝えています。