世界で海抜が一番高く、最長の高原鉄道でもある青海ーチベット鉄道は7月1日、正式に全線開通しましたが、外国のメディアは当日、これに関する報道を大きく載せています。

　ルーマニアのメディアは、「この鉄道の敷設は、中国政府の西部貧困地区の開発、およびチベットと東部沿海地区とを結ぶための重要な措置の一つだ」と評価しています。

　スイス通信はその記事で、「この鉄道は、レールを以ってチベットと大陸のその他の地区を結びつけた。また、この鉄道は、世界では海抜が一番高く、また最高地点にあるトンネルなどを作っている」としています。

　メキシコの新聞「レフォルマ」は青海ーチベット鉄道を詳しく紹介した後、胡錦涛国家主席の話を引用し、「これは、中国の鉄道敷設史上の偉大な壮挙だけではなく、世界の鉄道敷設史上の奇跡でもある」と述べています。

　イタリア、インド、パキスタン、日本、韓国、シンガポールのメディアも青海ーチベット鉄道の全面的開通について報道しています。