世界で海抜が最も高い青海チベット鉄道が今日（1日）全線開業しました。

　中国の胡錦涛国家主席は、青海省ゴルム市で行われた鉄道開業を祝う式典に出席し、チベット自治区のラサに向けて出発する列車のテープカットをしました。

　胡錦涛国家主席は、式典で行った演説の中で、「青海チベット鉄道の完成は、中国の鉄道建設史上における偉大な出来事であり、また世界の鉄道建設史上における奇跡の一つでもある」と高く評価した後、次のように述べました。　

　「青海チベット鉄道の建設は数世代にわたる中国人の夢であり、このような鉄道の敷設は、中国の総合的な国力と科学技術を試すばかりではなく、人類に対する最大の挑戦でもある。すべての建設者と関係者の努力によって、数世代にわたる中国人、特に、鉄道沿線の各民族の幹部と大衆の夢がついに実現した」。胡錦涛国家主席はこのように述べました。　

　このイベントに参加した青海省共産党委員会の趙楽際書記、チベット自治区共産党委員会の張慶黎書記も相次いで発言し、「青海チベット鉄道の開通は、青海省、チベット自治区の経済社会の発展にとって重要な意義がある」との考えを示しました。