中国の青海省のゴルムドとチベット自治区のラサを結ぶ青海チベット鉄道は間もなく開通しますが、中国国家観光局などの部門は「青海チベット鉄道沿線地区の観光発展計画」を作成中で、年内にまとまる予定です。
青海チベット鉄道沿線地区は、豊富な観光資源に恵まれ、青海湖、ヤルザンブ河大峡谷など自然景観があるほか、宗教、芸術、建築の魅力があるポダラ宮などの寺院があり、また様々な珍しい野生動物が生息しています。
国家観光局の責任者は、「青海チベット高原の生態が影響をうけ、また、鉄道は三つの国家級自然保護区を通ることから、鉄道沿線地区の観光発展計画を作成する中で、環境保護を重視し、観光開発と生態保護の関係をよく処理していく」と強調しました。
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