ジュネーブで開かれたWTO・世界貿易機関の非公式閣僚会合は7月1日開かれましたが、農業などの自由化ルールについては意見の一致に達しませんでした。
WTOのラミ事務局長は、この日、「ドーハラウンドは危機に直面している。WTO加盟国の要求の下に、各側の意見の食い違いを縮小するため、各方面と今回の交渉を行った」と述べました。
この日、WTOの100あまりの発展途上の加盟国は共同声明を発表し、「発展途上国の世界貿易からの利益獲得のため、いなかる貿易協定も発展途上国の利益と要求を考慮すべきだ。ドーハラウンドでは、先進国の農業での補助金問題を早急に解決すべきだ」と指摘しました。
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