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WTO・世界貿易機関は20日、ジュネーブで報告書を発表し、台湾と中国大陸との貿易制限を緩和するよう台湾に呼びかけました。「これは台湾経済の効率を向上させたり、投資の吸引力を強めたりすることにプラスとなる」と指摘しています。
WTOはこの日、「台湾、澎湖、金門、馬祖の単独関税地域」がWTOに加盟して以来、台湾の貿易政策に関する初めての報告書を発表しました。この報告書は要旨の部分で、「台湾海峡両岸の経済交流は日増しに密接になってきている。しかし、台湾側は依然として、およそ2200種類にのぼる大陸からの商品の輸入を制限している。また、台湾当局は大陸から台湾への直接投資を厳しく制限している」と指摘しています。
この報告書はまた、「海峡両岸の貿易の台湾経済に対する重要性は日増しに高まっており、両岸貿易の成長を促進するため、台湾当局が両岸の交流に対する制限を一段と緩和する必要がある」と述べています。
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