中国は1日、自動車とその部品の輸入関税率をさらに引き下げました。これにより、中国は、WTO・世界貿易機関に加盟した時に約束した、自動車とその部品の輸入関税率の引き下げに関する合意事項をすべて履行したことになります。中国の自動車市場は、全面的に開放する段階を迎えました。
中国は、WTOに加盟してから5年の間、自動車の輸入関税を6回に分けて引き下げてきました。現在、乗用車などの完成車の輸入関税は25%に、自動車部品の輸入関税は10%に、それぞれ下がりました。